2005年 09月 17日
ヘッジファンドの友人達 |
今日はNYと香港のヘッジファンドで勤めている友達と、コリアタウンで飯を食って来ました。二人とも昔の会社の元同僚なのですが、今では名の知れた大手のヘッジファンドで、日本株のバイサイドアナリストをしています。彼らの話を聞いていると、ファンドによって運用スタイルがだいぶ違うのは興味深いです。一方のファンドは、企業ごとの徹底的なファンダメンタルズ(ボトムアップ)分析に基づくロングショートを実践し(と言ってもロングかショートにバイアスがかかっているのですが)、もう一方は、ロング中心で経営者に経営改善を働きかける、アクティビスト的な運用方法を取っているそうです。
ある本によると、最近のヘッジファンドの大半は、かつて世間を騒がせたグローバルマクロと呼ばれる為替や金利のファンドではなく、ロングショートの株式ファンドだそうです。友人のブログ、http://londonib.exblog.jp/ にもあるように、小さいファンドだと相当厳しい労働環境のようですが、大手のファンドだと、アップサイドもある程度限られている分、経営が安定しているようです。まさにベンチャー企業と大企業の違い、と言った感じなのでしょう。
ちなみに、日本株の運用をなぜNYでやるのか、と思う方もいるかもしれませんが、友人の話によると、日本企業の経営者がIRで来た時に比較的気軽に会ってくれるのが非常に良いとのこと。逆に日本にいると、なかなか経営者には会えないそうです。
香港にオフィスがあるファンドの友人は、日本に出張が多いので、近いのが良い、と言っています。仮に経営者とワンオンワンのミーティングが出来なくても、決算説明会やらセルサイド・アナリストとのミーティングやら、色々あるようです。
NYは世界の金融センターとして、本当に優秀な人材を世界から惹きつけていると感じます。僕のグループも、南米、ヨーロッパ、アジア、インドと、まさに世界中から集まった同僚が、(大抵アメリカのMBAを経て)働いています。ヘッジファンドにとっても、唯一の資産とも言うべき優秀な人材が集めやすい点も、NYにいる魅力の一つなのではと思います。
ちなみに後者のファンド、経営者で創業者のパートナーの年収はざっと150億円とか。NY郊外の島に豪邸を構えていて、今度その家で、社員を集めてオフサイトがあるそうです。オフィスもセントラルパークを見下ろす某有名ビルの2フロアを、100名以下の社員で借り切り、ワンフロアをオフィス、もうワンフロアはジムとエグゼクティブ・ダイニングにしてあるそうです。このビル、賃料はNYで最高との噂なので、大したものです。
by harry_g
| 2005-09-17 16:23
| ヘッジファンド・株式投資


