Los Angeles |
私は通信・メディアセクターを担当しているので、クライアントの多くはNYにあり、その意味では出張は少ない方かもしれません。それでもハリウッドスタジオがLAにあったり、ニューメディア企業がサンフランシスコ周辺にあったりするので、最近は西海岸への出張が増えています。
アメリカでは文化的にあまりクライアント“ディナー”が入ることは無いので、出張先で夜は日本人の知り合いの方と会うことが多いです。今回は某映画・テレビスタジオで働いている知人の方に、新しくサンタモニカのOcean Avenue沿いに出来た、海の見える洒落たステーキレストラン「BOA」に連れて行って頂きました。
そして翌日は、一件ミーティングがキャンセルされたので、早めにクライアントのキャンパスに行って、カフェテリアで朝食を取りました。こちらの会社は広いので、敷地が大学のキャンパスのようです。カリフォルニアの太陽に芝生がまぶしい、なんとも羨ましい環境です。
その後にクライアントのオフィスでミーティングをして、レンタカーで空港に向かいました。移動中もコンスタントにNYから連絡が入るので、出発ラウンジで少々仕事をしてから飛行機に乗り込むと言った感じで、非常にバタバタして参りました。また、3時の便に乗っても、飛行時間5.5時間+3時間の時差があるため、NY到着は11時過ぎ。家に帰ったあとも残っていた仕事を片付けて、今日は朝8時出社。さすがに疲れました。
それでもクライアントに直接会って会社の戦略の話をしたり、私の場合では映画やテレビの制作現場の視点から色々話を聞いたりすることが出来るのは、非常に興味深いです。こちらにいる間はこちらの人間になりきっているので、ハリウッドの内部の話もかなり聞けている気がします。もちろん何かとストレスやプレッシャーは多いですが、遣り甲斐はあると言った感じでしょうか。
ちなみにMcKinseyの友人などの話を聞いていると、コンサルタントはもっと過酷な出張スケジュールのようです。毎週月曜早朝の飛行機でクライアント先に行き、戻りは金曜の夜中など、ほとんど家にいれないこともザラだそうです。投資銀行でもシニアになるほど出張が増え、前の会社のMDなどは、健康を心配するご両親に、「俺がヤンキースのセカンドだったら出張が多くても文句はないだろう、それと同じだと思ってくれよ」と言っていたそうです。(全然違うと思うのですが。。。)
ところでLAは、やはり素晴らしいところですね。昔留学していたので愛着があるのもあるのですが、山と海と太陽のあるこの街がアメリカでも1、2を争う人気都市であるのも納得できます。写真(といっても自分で撮ったものではないのですが)にあるように、メディアやエンタテインメント関係の企業のスタジオも多く、ますます街の雰囲気を明るくしている気がします。
そんなLAの不動産、やはり魅力的ですね。今はバブっていると言われているので手を出すのはやめておきますが、そのうち真剣に見てみたいです。