2005年 10月 09日
ダイエットの話 |
投資銀行の仕事は多忙なので、同僚などから「運動不足で体系があやしくなってきた」と言う話をよく聞きます。と言うことで、いつもと若干違うネタなのですが、必ず成功するダイエットの実例について書いてみたいと思います。
ニューヨーカーは何事にもストイックで、毎日の激務にも関わらず、毎朝必ずジムに行く、という人が結構多くいます。実際にセントラルパークなどでは、朝の6時くらいからかなりの人が走ったりローラーブレードをしたりしています。職場もあれだけコンペティティブなのに、体までコンペティティブに鍛えなくてもいいじゃないか、と思ったりもしますが、アメリカ人のその頑張りにはつくづく敬意を払います。
自分自身、仕事をするようになってから徐々に体に脂肪がつき始め、ずっとそれを減らすことが出来ずにいました。ご経験がおありの方も多いと思いますが、ランチにサラダを食べるなどの食事制限をしても、「太るのを止める」ことは出来ても、一度ついてしまった脂肪はなかなか落とせません。それで去年、オリンピック選手のトレーナーをしているVin Diesel似の友人に効率的なダイエット方法を聞いたところ、
「週に3回、一日20分でいいから走ってみな。そうすれば半年で腹の周りはなくなるよ」
と言われました。
「そんな時間ないよ」と思われる方も多いと思いますが、一日24時間もあるんだから、健康のためにも毎日30分程度は運動に充てる時間を作りたいものです。実際、投資銀行の仕事は夜のスケジュールが不確定なので、ジムに行くとしたら朝に行くしかないことは明らかでした。私は朝が「大の」苦手なのですが、体形が「屈辱」レベルに達しつつあったこともあり、毎朝ジムに行き始めました。
マンハッタンのマンションにはジムがついているところが多く、私のマンションにも最上階にジムとプールがあります。そんな便利さも手伝って、ニューヨーカーにならって毎朝Bloomberg Newsを見ながら、マシンの上で走ることにしました。
そして実際始めてみると、「週に3回、一日20分」と言う無理のないスケジュールのおかげで、この日課はしばらく続きました。そして1ヶ月も続けていると、今まで何をしても減らなかった腹回りの脂肪が、本当落ちてきました。
ただ、徐々に運動量が増えていったため、マラソン選手のような貧弱な体形になってきてしまいました。その時別のトレーナーから、「有酸素運動は脂肪と同時に筋肉も落ちてしまうので、走るだけでなく適度な筋トレをした方がいいですよ」とアドバイスをもらいました。
太らない体になる
筋肉を鍛えた方がいい理由は、体の基礎代謝を上げるためです。「基礎代謝」とは、何もしない時にカロリーを消費する能力で、「太らない体」になるためにはとても大切です。その筋力を維持するためには、具体的には「走る前に10分程度でいいので、体の3大筋肉である、胸、背中、太ももの筋トレをするのがよい」とのことでした。
人間の体は、運動する際まず血液の中にある糖分を燃やし、次に血液中の脂肪を燃やし、最後まで腹回りの脂肪は燃えないそうです。そしてそれぞれのプロセスに10分程度はかかるので、よく「有酸素運動は20分続けないと意味がない」と言われるそうです。走る前に筋トレをすることで、体内の糖分は全て燃え尽きます。その状態で走り出すことで、有酸素運動の効果を上げることが出来る上、有酸素運動で落ちてしまう筋力を取り戻して基礎代謝をあげることにも役立つ、まさに一石二鳥の効果があります。(もちろん体の大きい筋肉を鍛えるので、ゴルフなどのスポーツにもプラス効果があります。)
と言うことで、5分走って体を温める、10分筋トレ、20~30分走る、なんてプログラムを自分的に設定して、それを1ヶ月くらい続けていたら。。。
落ちました。腹回りの脂肪がうそみたいに。更に嬉しいことに、筋力は落ちていないので、これまた嘘みたいな話ですが、どれだけ食べても「全く」太らなくなりました。それまで何年も、毎日サラダを食べたり色々努力しても全く脂肪を減らすことが出来なかっただけに、この達成感、何物にも変えられないものでした。
もちろん、間食やアルコールを控えたり、寝る前3時間は何も食べないなどの食事制限もある程度は効果があるのですが、やはり一番手っ取り早いのは、正しい方法で継続的に運動することのようです。ダイエットをしたいが何をしていいか分からないという方、是非この「最初は週に3回、一日20分」、しばらくしたら「5分走る、10分筋トレ、また走る」をやってみて下さい。効果絶大で、苦労して早起きするだけの価値、本当にありますよ。(準備運動と適度な水分補給も忘れずに!)
・・・ちなみに更に血中のコレステロールも下げたいと言う方、これはお医者さんに聞いた話ですが、毎週20キロは走った方がよいそうです。そのためには、週日には上記のような走り中心にして、週末に1時間+程度、友達と一緒にゆっくりでもいいので走るようにすると良いそうです。
ニューヨーカーは何事にもストイックで、毎日の激務にも関わらず、毎朝必ずジムに行く、という人が結構多くいます。実際にセントラルパークなどでは、朝の6時くらいからかなりの人が走ったりローラーブレードをしたりしています。職場もあれだけコンペティティブなのに、体までコンペティティブに鍛えなくてもいいじゃないか、と思ったりもしますが、アメリカ人のその頑張りにはつくづく敬意を払います。
自分自身、仕事をするようになってから徐々に体に脂肪がつき始め、ずっとそれを減らすことが出来ずにいました。ご経験がおありの方も多いと思いますが、ランチにサラダを食べるなどの食事制限をしても、「太るのを止める」ことは出来ても、一度ついてしまった脂肪はなかなか落とせません。それで去年、オリンピック選手のトレーナーをしているVin Diesel似の友人に効率的なダイエット方法を聞いたところ、
「週に3回、一日20分でいいから走ってみな。そうすれば半年で腹の周りはなくなるよ」
と言われました。
「そんな時間ないよ」と思われる方も多いと思いますが、一日24時間もあるんだから、健康のためにも毎日30分程度は運動に充てる時間を作りたいものです。実際、投資銀行の仕事は夜のスケジュールが不確定なので、ジムに行くとしたら朝に行くしかないことは明らかでした。私は朝が「大の」苦手なのですが、体形が「屈辱」レベルに達しつつあったこともあり、毎朝ジムに行き始めました。
マンハッタンのマンションにはジムがついているところが多く、私のマンションにも最上階にジムとプールがあります。そんな便利さも手伝って、ニューヨーカーにならって毎朝Bloomberg Newsを見ながら、マシンの上で走ることにしました。
そして実際始めてみると、「週に3回、一日20分」と言う無理のないスケジュールのおかげで、この日課はしばらく続きました。そして1ヶ月も続けていると、今まで何をしても減らなかった腹回りの脂肪が、本当落ちてきました。
ただ、徐々に運動量が増えていったため、マラソン選手のような貧弱な体形になってきてしまいました。その時別のトレーナーから、「有酸素運動は脂肪と同時に筋肉も落ちてしまうので、走るだけでなく適度な筋トレをした方がいいですよ」とアドバイスをもらいました。
太らない体になる
筋肉を鍛えた方がいい理由は、体の基礎代謝を上げるためです。「基礎代謝」とは、何もしない時にカロリーを消費する能力で、「太らない体」になるためにはとても大切です。その筋力を維持するためには、具体的には「走る前に10分程度でいいので、体の3大筋肉である、胸、背中、太ももの筋トレをするのがよい」とのことでした。
人間の体は、運動する際まず血液の中にある糖分を燃やし、次に血液中の脂肪を燃やし、最後まで腹回りの脂肪は燃えないそうです。そしてそれぞれのプロセスに10分程度はかかるので、よく「有酸素運動は20分続けないと意味がない」と言われるそうです。走る前に筋トレをすることで、体内の糖分は全て燃え尽きます。その状態で走り出すことで、有酸素運動の効果を上げることが出来る上、有酸素運動で落ちてしまう筋力を取り戻して基礎代謝をあげることにも役立つ、まさに一石二鳥の効果があります。(もちろん体の大きい筋肉を鍛えるので、ゴルフなどのスポーツにもプラス効果があります。)
と言うことで、5分走って体を温める、10分筋トレ、20~30分走る、なんてプログラムを自分的に設定して、それを1ヶ月くらい続けていたら。。。
落ちました。腹回りの脂肪がうそみたいに。更に嬉しいことに、筋力は落ちていないので、これまた嘘みたいな話ですが、どれだけ食べても「全く」太らなくなりました。それまで何年も、毎日サラダを食べたり色々努力しても全く脂肪を減らすことが出来なかっただけに、この達成感、何物にも変えられないものでした。
・・・ちなみに更に血中のコレステロールも下げたいと言う方、これはお医者さんに聞いた話ですが、毎週20キロは走った方がよいそうです。そのためには、週日には上記のような走り中心にして、週末に1時間+程度、友達と一緒にゆっくりでもいいので走るようにすると良いそうです。
by harry_g
| 2005-10-09 14:59
| キャリア・仕事